大自然株式会社

「植物マグマ」で、化学物質に抗う力を

みなさんは、ご自身が日常生活でどれほどの化学物質を摂取しているかご存じですか?毎日口にする野菜や肉、そして水さえも、“化学物質まみれ”になる可能性があります。化学肥料や農薬、添加物、化学調味料などにより、ガンや生活習慣病など、昔は発症するリスクの低かった病気に罹る人が急増している現在。私は、この危機的状態から、人間の身体を守るために「植物マグマ」を開発いたしました。

01 植物マグマで人間を「野生化」し、病気になりにくい身体づくりを

―――大自然株式会社さんが開発・販売されている「植物マグマ」とは、どのような製品なのですか?

「植物マグマ」は、大自然から栽培した植物のみを、特殊技法により溶岩マグマ化し、身体に必要なミネラルのみを抽出したものです。野生の植物には、人間の身体に毒となる成分を持っている種もありますが、マグマ化することで毒を排除し、無害化に成功しました。身体に害がないことは公的機関により検証済みです。「植物マグマ」は、大自然が育んだミネラルバランスそのものです。野生植物に着目した理由は、野生植物を食べる野生動物は、人間たちがかかるようなガンや糖尿病、痛風などの現代病をほとんどといっていいほど発症していないからです。人間も野生動物と同じように野生植物のミネラルを摂ることで、毒に負けない身体を保てると確信し、約20年前に開発いたしました。

―――「植物マグマ」はどのように使用できるのですか?

サプリメントとして接種したり、水に溶かしたものに食材を浸して長期保存したり、化粧水として使用したりとさまざまな用途で活用できます。植物マグマには酸化を防止する高い還元力があると言われています。「酸化」とは、錆びること。老化やあらゆる病気の一番の原因は酸化です。植物マグマは、ミネラルの強い還元作用により、身体や肌、食材を酸化から守ります。また、長らく私が注目していることは、植物マグマの農業への活用です。みなさんは、農業で使用されている化学肥料がどれほど身体に悪影響をもたらすがご存じですか?今や世の中に流通している野菜のほとんどが化学肥料を用いて育てられたものです。いっさい化学肥料や農薬を使われていない野菜は、全体の1%ほどしかありません。私たちは、化学肥料と農薬を食べているといっても過言ではないのです。植物マグマは、化学肥料の代わりとして使用することも可能です。植物に必要なミネラルが豊富なので、化学肥料を使わずとも植物の成長を促すことができます。実際に不毛な土地を買い取り、実験として植物マグマを散布したところ、しっかりと植物がなる土地へと変貌させることに成功しました。

02 化学物質をなくせないならば、抗う力をつければいい

―――なぜ植物マグマを開発されようと思われたのですか?経緯やきっかけを教えてください。

大自然株式会社を設立する以前、私は30年以上にわたり毒物の研究に従事してまいりました。その30年の間に渡り、さまざまな化学物質の研究が行われ、開発がされ、そして市場に出回るまでの実情をこの目で見てきました。毒物・化学物質研究の最前線にいつづけ、理解したことは、「どんなに害のある化学物質も、最終的には使用されてしまう」という現実には抗えないということです。身体の健康よりも、利益や効率にまどわされ、人間は結局のところ化学物質を使用してしまう。そして、化学物質の開発と流通は、私一人の力ではどうすることもできません。「毒物が使用されてしまう状況を変えることはできない。ならば、毒物に抗う力をつけることはできないか」。そう思い、野生植物のもつパワーに着目したことが、「植物マグマ」の開発をスタートしたきっかけです。

―――読者の方へ伝えたいことや、メッセージはありますか?

みなさんには、自分の身体は自分で守る意識を持ってほしいと思っています。自分の身を守ることとは、自己免疫力を高めること、落とさないことです。免疫力の一番の敵は何だと思われますか?そう、化学物質と私は思っています。どんなにいい薬でも、もともとは人間の身体の中にはない物質、つまり異物を取り入れることに変わりはありません。薬をはじめとした化学物質は、人間本来の力を妨げ、免疫力を低下させます。そうならないためにも、日常レベルで毒となる化学物質から身を守ってください。感染症や病気から人間を守ってくれるのは、ワクチンや薬ではなく己の免疫力だと考えています。

大自然株式会社

代表取締役

1944年山梨県生まれ。上智大学理工学部を卒業後、労働衛生検査センター、日本バイオ アッセイ研究センターに勤務。1996年山野草・海藻などを熔融抽出した「植物マグマ」を開発。 2010年大自然株式会社を設立。著書に「長生き食品:早死に食品」「自分の体は自分で治せる」 他。

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